Twinkleな彼は、【完】




それより、キャップを取ってから気づいたんだけど、


「あ、髪色変えたんだね〜」


この間まで金髪だったのに、銀髪になっていた。すごい光沢のある色だなあ。


「ん、なんとなく」


自由にできる時少ないから、って。



「そっか」


金から銀に染めたとは思えないほど、最高のキューティクル。


樹は髪質まで恵まれてるんだね。


「さらさら〜」


そう言って、思わず樹の髪に手を通す。



「っ、やめろ」



すぐ退けられてしまう手。



「何さケチ!芸能人ぶって!」


昔はよく2人で戯れあってスキンシップだって取ってたのに、芸能界に入ってからは樹に触るとこうやって嫌がられることが増えた。


芸能人になるずーーーっと前からの仲なのに。


「芸能人なんだよ」



そう言って、大胆不敵に弧を描いて見つめてくる笑顔に、不覚にもドキッとしてしまう。


うっ、樹のくせにっ。



本当のことだしぐうの音もでない。


この大人気アイドルが私の大好きな幼馴染。

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