Twinkleな彼は、【完】
「でも、やっぱり生で見る運転姿が一番かっこいいね!」
高い鼻とか、長いまつ毛とか、ハンドルを掴む逞しい腕とか、喉仏とか、横顔優勝!って感じ
「っ、はぁ…ほんとお前やだ。」
綺麗な横顔が歪む
「褒めてるのに?」
「なんでそんなこと恥ずかしげもなく言えるの…」
って、恥ずかしそうに片手で顔を隠す樹。
だって、ねえ?思ってることは言わないと。
変なの。
すると、ダッシュボードに置かれているクリアファイルが目に止まる。
「ん?なにこれ。」
「あー…それは…」
樹の言いにくそうな雰囲気に違和感を感じながらも、見てみると
「間取り図…?」
「一人暮らし、しようと思って」
ずん、と重たくなる心。
え?今なんて言った?
「え…引越しなんて聞いてないよお」
樹と離れるってこと?
気がつけば溢れ出してくる涙。
あっという間に目からも鼻からも滝状態。
「はあ泣くなって…だから言いたくなかったんだよ」