Twinkleな彼は、【完】
おばさんはいくつも仕事を掛け持ちしてて、基本帰ってくるのも遅いから、樹も綺咲も私の家で一緒にご飯を食べることが多かった。
今でこそ樹はうちで食べることなんてないけど、綺咲は週の半分くらいはうちで食べてる。
だからほんと姉妹みたいな感じ。
晩御飯を食べ終わり、アイスを食べながら私と綺咲でテレビを見ていた時。
「あ、ここ」
綺咲が、海辺の映像に反応した。
「ん?」
「ここ、お父さんがまだ生きてる時に家族でよく行ったんだよね。」
そこはここから電車で1時間ほどの距離にある、県外の海水浴場。
「そうなんだ」
「今もたまに行きたくなるんだよねぇ」
懐かしいー、ってスプーンを加えてながら笑う綺咲。
その横顔はやっぱり樹とそっくりで、微笑ましい。
おじさんも天国でかっこいい樹と、可愛い綺咲見て喜んでるんだろうなぁ。