【電書化・コミカライズ】婚約13年目ですが、いまだに愛されていません~愛されたい王女と愛さないように必死な次期公爵~
仲良し大作戦の発動を決定し、上機嫌なルーナ。
青く長い髪を揺らし、どうやってフレデリカとシュトラウスをくっつけようかと考えながら、王城を散歩していた。
とはいえ、彼女は他国の姫。友好国からの交換留学生であっても、どこでも好き勝手に動けるわけではない。
彼女が自由に行動できる範囲は、限られていた。
定められたエリアから出るときは、リエルタ側の人間をそばにおかなくてはいけない。
言ってしまえば、監視である。
やましいことはないが、エリア外に出ますといちいち申し出るのも、使用人とともに歩くのも面倒だったため、彼女は指定されたエリアで自由時間を過ごすことが多かった。
だから、王城の広い敷地内であっても、ルーナを見つけ出すのは簡単だ。
ルーナお気に入りの散歩コースに入った頃だった。
この辺りは、ルーナ曰く、お花いっぱいで明るい庭園! 噴水! それを眺めながら歩ける廊下! 素敵! とのことである。
「穏やかでいい天気だわ~」
るんるんのルーナを、一人の青年が待ち受けていた。
赤みの強い茶髪に、深紅の瞳。髪も瞳も青いルーナとは、正反対のような色の持ち主だ。
噴水前のベンチに腰かけていた彼は、ルーナが通りかかったタイミングを見計らい、彼女に向かって軽く手を挙げる。
「ルーナ!」
「あら、アルフレド?」
青く長い髪を揺らし、どうやってフレデリカとシュトラウスをくっつけようかと考えながら、王城を散歩していた。
とはいえ、彼女は他国の姫。友好国からの交換留学生であっても、どこでも好き勝手に動けるわけではない。
彼女が自由に行動できる範囲は、限られていた。
定められたエリアから出るときは、リエルタ側の人間をそばにおかなくてはいけない。
言ってしまえば、監視である。
やましいことはないが、エリア外に出ますといちいち申し出るのも、使用人とともに歩くのも面倒だったため、彼女は指定されたエリアで自由時間を過ごすことが多かった。
だから、王城の広い敷地内であっても、ルーナを見つけ出すのは簡単だ。
ルーナお気に入りの散歩コースに入った頃だった。
この辺りは、ルーナ曰く、お花いっぱいで明るい庭園! 噴水! それを眺めながら歩ける廊下! 素敵! とのことである。
「穏やかでいい天気だわ~」
るんるんのルーナを、一人の青年が待ち受けていた。
赤みの強い茶髪に、深紅の瞳。髪も瞳も青いルーナとは、正反対のような色の持ち主だ。
噴水前のベンチに腰かけていた彼は、ルーナが通りかかったタイミングを見計らい、彼女に向かって軽く手を挙げる。
「ルーナ!」
「あら、アルフレド?」