【電書化・コミカライズ】婚約13年目ですが、いまだに愛されていません~愛されたい王女と愛さないように必死な次期公爵~
アルフレドと呼ばれた青年は、ちょいちょいと手招きし、ルーナを自分の隣に座らせた。
青年の隣にちょこんと座ったルーナは、なあに? と言いたげに彼を覗き込む。
ここはルーナの散歩コース。彼は自分に用があってここにいたのだろうと、なんとなくわかっているのだ。
「また姉さんと話してたんだって?」
「ええ。そうだけど……。まさか、女二人の秘密の話を聞き出すつもり!?」
「や、ちが……。そうとも言えるかもしれないけど……」
「いやだわこの国の王子様ったら。姫同士の大事な話に興味があるなんて」
「ごめんって……。いやこれ、僕が悪いの?」
「悪いわ……。とっても悪いことだわ……」
「ええ……」
そこまで話すと、二人揃って吹き出し、笑いだす。
ルーナと笑い合うこの青年こそが、リエルタ王国の第一王子、アルフレドだ。
腹違いではあるが、フレデリカの弟でもある。
赤みがかった髪と深紅の瞳は、この国の王族に出やすい色なのだ。
フレデリカの銀の髪と青い瞳は、側妃である母親譲りのものである。
「それで? 姉さんとはシュトラウスの話をしてたの?」
「ええ。詳しいことは言えないけれど……。婚約者のことが大好きなフリッカは可愛いわ」
「そう……」
ルーナの答えに、アルフレドは面白くなさそうにする。
青年の隣にちょこんと座ったルーナは、なあに? と言いたげに彼を覗き込む。
ここはルーナの散歩コース。彼は自分に用があってここにいたのだろうと、なんとなくわかっているのだ。
「また姉さんと話してたんだって?」
「ええ。そうだけど……。まさか、女二人の秘密の話を聞き出すつもり!?」
「や、ちが……。そうとも言えるかもしれないけど……」
「いやだわこの国の王子様ったら。姫同士の大事な話に興味があるなんて」
「ごめんって……。いやこれ、僕が悪いの?」
「悪いわ……。とっても悪いことだわ……」
「ええ……」
そこまで話すと、二人揃って吹き出し、笑いだす。
ルーナと笑い合うこの青年こそが、リエルタ王国の第一王子、アルフレドだ。
腹違いではあるが、フレデリカの弟でもある。
赤みがかった髪と深紅の瞳は、この国の王族に出やすい色なのだ。
フレデリカの銀の髪と青い瞳は、側妃である母親譲りのものである。
「それで? 姉さんとはシュトラウスの話をしてたの?」
「ええ。詳しいことは言えないけれど……。婚約者のことが大好きなフリッカは可愛いわ」
「そう……」
ルーナの答えに、アルフレドは面白くなさそうにする。