いつか、このどうしようもない想いが消えるまで。
「・・・・・・ワーオ。すっごいこと聞いてしまった」
後ろから声がして振り向くと、そこには楓騎と太鳳の姿が。
「ご、ごめん。遅いから様子見にきたんだけど・・・・・・お邪魔しましたー」
「いや、先輩居てください!帰られる方が恥ずかしいです!」
「あっ、はーい」
楓騎は口を開けて固まったまま。
「・・・・・・楓騎?」
「え、あ、うん。元気元気」
「は・・・・・・?どした?」
「あ、や、なんでもない。びっくりしただけ」
「あぁ・・・・・・そう」
その後無言で六人分の飲み物を持ってテーブルへ戻る。
さっきの空麻の言葉を思い出して顔が火照ってしまう。
空麻の方向けないし・・・・・・!
楓騎と太鳳も静かだし。
キツイ・・・・・・この空間!