あのメガネアイドルは…。

手当て



真白「羽村くん!羽村くん!

ごめん、蒼井先生なんて関係なくすぐに近くにこればよかった。

羽村くん、ごめんね」


真白は涙を流しながら、羽村の腕を自分の首に回してなんとか運ぼうとする。



先生専用のエレベーターに乗って1階へ。

2人はそのまま学校から抜け出した。


ここにいても羽村を庇った校長や教頭によって他の教師からは悪者にされると、真白が判断したからだ。


コンビニのベンチに座わる羽村とコンビニで手当の用具を購入する真白。


真白は座る羽村の前にかがんで、ガーゼに消毒液を含ませて傷跡にあてる。



羽村「痛いっ」

真白「頑張って、すぐ、だから」


そして、大きめの絆創膏を貼った。


落ち着いてきた羽村が口を開いた。
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