忘れられた恋の物語
カフェでおしゃべりしたこともあった。そして初めての遊園地に連れていってくれたのも斗亜だった。そこで私は自分の気持ちに気付き、その日のうちに告白もした。

失恋して落ち込んだけれど、斗亜が私に会いに来てくれた。自分の気持ちを伝えるために。そのおかげで残りの日々を一緒に過ごすことが出来たのだ。

そして昨日。すべての出来事が忘れられない日だった。遊園地、夜の綺麗な光景、急に降ってきた雨、そして自分の気持ちに正直でいられた夜の時間。

1か月とは思えないほど、濃い毎日だった。

1か月とは思えないほど、自分が変わった。

1か月とは思えないほど、大切な恋だった。

その時、私は耐えきれない眠気に襲われて一瞬意識を手放した。


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