私のこと愛しすぎだよ、結多くん。
私のこと……だった。
というのは、実はなんとなく。
身を隠すように背中を向けて、耳だけを傾ける。
「おまえ、朝比奈さんをクラスの笑い者にさせたいの?」
「……ここにもでっけえゴミあったわ」
「は…?」
「これ、事故だから倉田。故意じゃねーから事故だからたまたまだからあと民事だし訴えんなよ」
「おいみずし───っ…!!」
えっ……、うそ…。
ぐいっと、片方が片方の胸ぐらを掴んだかと思えば。
その場に放り倒されるみたく、倉田くんは地面に強くしりもちをついた。
「だいったい余計なお世話って言うんだよ倉田。なに、お前の立場なに!?クールさえ気取ってれば正論言った気にでもなってんの?
残念ながらクールがタイプなのはお友達のほうだから天使じゃねーから!!!」
「っ、いや俺はっ、」
「うるせえ黙れ勝手にしゃべんな!!再来年までは俺のターンだろーがッ!!
俺は俺がしたいように生きてるだけなんだよバーーッカッッ!!自分の心にも大切な子にも嘘つきたくねえだけだっつーの…!!!」