のーどくたーのーらいふ
バンッ














凛「イヤ!」














「凛、夢見てるな」














樹「薬用意しとく」














「頼んだ。春、行こう」














春「うん、」














一人で寝かせとくのは良くなかったか














そう思いながら凛が寝てる寝室へ向かった














「凛、入るね」














凛「イヤ、」














「りーん」














凛「や、やだ、」














凛が夢か現実か分かってないときに














抱っこすると余計パニックになるから














抱きしめたい気持ちをグッと堪えて














凛の側で声をかけ続ける














「りーん、」














凛「イヤ、」














樹「ごめんね、入るよ〜」














凛「やだ!はぁはぁはぁ」














「りん、りーん」














樹「無理そうだね、」














春「どうする?」














樹「安定剤打とうかな、でもな...」














「りーん、俺来たから大丈夫」














凛「はぁはぁ...けぃ」














「りん」














凛「やだ、京」














俺を認識し始めたし、














もう抱っこして大丈夫かな














「凛、抱きしめていい?」














凛「(コク)」














凛が頷いたのを見て














俺は凛を抱きしめた














「りん、もう大丈夫」














凛「やだ、はぁはぁはぁ」














「りーん、深呼吸」














凛「こん、な体やだ、はぁはぁ」














樹「ちょっと厳しいかな














安定剤入れよっか」














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