吸血鬼の幼なじみは私だけに甘い。
「.....................ぁ、」
「........................ぅ、」
澄にぃに、腕を引っ張られながら、
目が合ったのはこの前、生徒会室にいた先輩。
確か、澄にぃの彼女だったハズ。
そう思って.................................
「ちょっ、澄にぃ、
先輩と帰るんじゃないの!?」
そう問いかけると。
「...............んー、ちょっと緊急事態」
そう言うと、
〝だから来て?〟そんな顔をした澄にぃ。
澄にぃと、澄にぃの彼女と。
あろうことか、
私の3人で帰り道を歩いた..................