腹黒王子の甘い寵愛。
「じゃあ……俺たち、付き合うってことでいいんだよね?」

「えっ……?そ、そうなるね」

「この先、婚約して結婚して……一生、一緒にいるってことで合ってるかな?」

「えっ……け、結婚前提なの……?」

「……ちがうの?」


急にオーラが変わる。黒くて圧がものすごい。


「ううん、私も付き合った人とは結婚したいと思ってたから……」

「あはは、純粋な方ね。本当瑠奈は可愛い。結婚、絶対するから安心してね」


ポンポンと頭を撫でられる。ようやく立ち上がると、きゃー!と言う悲鳴が聞こえてきた。


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