HONEYHOLIC(3)リゾートシンデレラ~十月十日の結婚生活。ひと夏の偽恋人でしたが、双子を授かりました~
「何があったのか…話をしてくれないか?」

樹生さんを慰めながら、優しく耳元で囁いた。

二人で診療時間外で閑散とした待合ロビーのソファに腰を下ろした。

私は樹生さんに愛良の邸宅であった事をすべて話した。

「元カレの門脇は君まで脅していたのか…」

「えっ?」

「門脇は俺にも会いに来て、恋良の過去を盾に強請って来た」

「彼は投資に失敗して…多額の借金があるらしい…」

「・・・」

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