HONEYHOLIC(3)リゾートシンデレラ~十月十日の結婚生活。ひと夏の偽恋人でしたが、双子を授かりました~
私は知らぬうちに樹生さんにも迷惑を掛けて来た。

「ゴメンなさい…私…貴方にも迷惑を掛けていた」

「迷惑なんて…門脇の事は俺に任せておけばいいさ…」

「でも…」

「君が心配すべき相手は愛良さんだけだ…恋良…今は恋良の無事を二人で祈ろう」

「樹生…さん…貴方は門脇さんから私の過去を訊いたの?」

「俺は愛良さんから恋良の過去をすべて教えて貰った。君の口から訊くまで…愛良さんには口止めをお願いした」

ーーー愛良は私の過去を樹生さんに話していた・・・



「自分が行くはずだった施設行きを代わり…君が施設に預けられた。
でも、愛良さんはずっと…その事を悔いていた・・・」

「私はずっと後悔していた…なんであんな事を言ったんだろうと…同じ顔してるのに…この幸福度の格差は…でも、愛良は私の為に一杯尽くしてくれた」

「そうだね…愛良さんにとって君はたった一人の血を分けた家族だから・・・」



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