HONEYHOLIC(3)リゾートシンデレラ~十月十日の結婚生活。ひと夏の偽恋人でしたが、双子を授かりました~
「すいません…」
「いえ…」
給湯室の冷蔵庫はいっぱいなので、陽依さんのアイデアで本社の二階にある試作品用の調理に利用される調理室の冷蔵庫に姉貴のケーキを入れる事にした。
エレベーターで二階に降り、調理室を目指す。
「・・・陽依さん…」
「!?」
俺は陽依さんが持っているブランド物の紙袋が気になった。
「何持ってるの?」
「あ…樹生さんへのバースデープレゼントです」
「えっ?」
「いえ…」
給湯室の冷蔵庫はいっぱいなので、陽依さんのアイデアで本社の二階にある試作品用の調理に利用される調理室の冷蔵庫に姉貴のケーキを入れる事にした。
エレベーターで二階に降り、調理室を目指す。
「・・・陽依さん…」
「!?」
俺は陽依さんが持っているブランド物の紙袋が気になった。
「何持ってるの?」
「あ…樹生さんへのバースデープレゼントです」
「えっ?」