肉を斬らせて骨を断つ
良かった、と胸をなでおろす。そんなこと吹聴されていたら、あたしはフった男を携えて歩いている女になってしまう。
まあ今更噂が増えたところでどうも思わないか。
「友達みたいに普通に誘えば、普通に行くけど」
「そうなのか?」
「同級生に奢るよって言われる方が抵抗あるし」
純玲は小さく頷いた。
「理解した」
「ロボットか」
「じゃあ今度花火大会一緒に行こう」
急に出てきた花火。一体どこの花火を見るのだ、と顔を上げる。
駅前掲示板に貼られていた紙を指差していた。
この掲示板、ちゃんと見たことない。