魔力ゼロ令嬢ですが天才魔法使いの指導を受けて次期魔法学園長になります!【大賞プロット部門応募作】

1〜3話あらすじ

第一話
郊外で小さなカフェを営んでいる父と二人暮らしのエリサは、ごく普通の高校生。
16歳の誕生日、父親から「死んだと伝えていた母は生きていて、魔法学園の学園長をしている。そこで魔法を勉強し、お前が次期魔法学園長になるんだ」と言われる。
一般市民からは憧れの存在である魔法学園に通えることは、不安だが嬉しいと思うエリサ。
学園に入学し、実の母親であるマリアと対面し、嬉しい反面、次期学園長として魔法の勉強を早急に進めなければいけないため、優秀な生徒三人と特訓するよう伝えられる。
フィン、リアム、エドワードの、美形だが個性的な三人と挨拶をする。
その中のフィンは、父のカフェの常連客であった。

第二話
早速三人から個人授業を受けることに。
物腰柔らかく優しいリアムからは、「記憶の魔法(メモリアルエレメント)」として図書館の本全部記憶する特訓と、「回復の魔法(リカバリーエレメント)」という怪我を治すスキルを教えてもらう。
学年主任で正義感の強いエドワードからは、「増幅の魔法(エクスペンドエレメント)」を学ぶため、校庭に出て空高く跳んだり早く走ったりと体力を使わさせる。
特訓を頑張るが、頭と体を使いクタクタなエリサ。

第三話
最後はフィンからの個人授業。
あまり乗り気ではないのか、遅刻してきたり、居眠りをしたりとやる気のないフィン。
天才と名高いフィンからは使える人がほとんどいないという、ゼロから物を生み出す、「創造の魔法(イエールドエレメント)」を教わるが、これはどんなにやっても全く出来ず、悪戦苦闘する。
努力してもスキルが身につかないため、フィンに悪態をつかれまくる。
自分はポンコツだと嘆くも、一生懸命なエリサに次第に三人とも心を開いていく。
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop