極上御曹司と最愛花嫁の幸せな結婚~余命0年の君を、生涯愛し抜く~
「それにしても、本っ当に星奈の彼氏って聖人みたいな人だよね。こんな病弱な女を相手にして。エッチだってできないんでしょ? 普通の男だったら欲求不満で死んじゃうって」
「それ……は」
「あるいは他にも女がたくさんいるから平気なのかな。ま、超ハイスぺっぽいし当然か」
突然翔琉さんを侮辱され、カッと頭に血が上る。
「彼はそういう人じゃないの。浮気なんてしない」
すると月乃は鋭い眼差しをこちらに向けた。
「ねえ。星奈の方はどうなのよ。本当にその人が好きなの? 将来安泰だから利用してるだけでしょ?」
「違う……」
徐々に苦しくなっていく胸もとを押さえながら掠れた声を絞り出す。
「将来安泰とか社長とか、そういうの関係ない……。私は、翔琉さんが心から――」
「だったら別れてあげなよ」
押し殺すような声にびくりと肩が震えた。
彼のために別れる、それは私が考えないようにしていたもうひとつの選択肢。
「少なくとも、倒れてばっかの星奈より健康な私の方が全然いいじゃん。どうせ同じ外見なんだからさ」
残酷なことにその通りで、私は反論もできなかった。
「で? 彼氏はいつ帰ってくるの?」
「……もうすぐ帰ってくると思う」
「ふーん」
「それ……は」
「あるいは他にも女がたくさんいるから平気なのかな。ま、超ハイスぺっぽいし当然か」
突然翔琉さんを侮辱され、カッと頭に血が上る。
「彼はそういう人じゃないの。浮気なんてしない」
すると月乃は鋭い眼差しをこちらに向けた。
「ねえ。星奈の方はどうなのよ。本当にその人が好きなの? 将来安泰だから利用してるだけでしょ?」
「違う……」
徐々に苦しくなっていく胸もとを押さえながら掠れた声を絞り出す。
「将来安泰とか社長とか、そういうの関係ない……。私は、翔琉さんが心から――」
「だったら別れてあげなよ」
押し殺すような声にびくりと肩が震えた。
彼のために別れる、それは私が考えないようにしていたもうひとつの選択肢。
「少なくとも、倒れてばっかの星奈より健康な私の方が全然いいじゃん。どうせ同じ外見なんだからさ」
残酷なことにその通りで、私は反論もできなかった。
「で? 彼氏はいつ帰ってくるの?」
「……もうすぐ帰ってくると思う」
「ふーん」