極上御曹司と最愛花嫁の幸せな結婚~余命0年の君を、生涯愛し抜く~
興味もなさそうに相槌をつくと、月乃はソファから立ち上がった。
「星奈の顔が怖いから、今日はこれで帰るわ」
月乃にぽんと肩を叩かれる。呆然としていると、肩を引かれ顔を近づけられた。
「彼氏さんとはまた今度、星奈がいないときにゆっくりふたりきりで会うことにするわ」
耳もとでそう囁いてリビングを出ていく。「ばいばーい」とひらひら手を振って、振り返ることもなく玄関を出ていってしまった。
玄関のドアが閉まるとともに、気が抜けてその場にしゃがみ込んだ。心臓がいつもの倍の速さで鼓動を刻んでいる。
そのとき、腕時計がぴこぴこと鳴った。生体情報を監視するクリニックからの連絡だ。心拍数の異常を感知したのだろう。
応答ボタンを押すと『美守さん、大丈夫ですか?』と腕時計のスピーカーから声が響いてきた。
「……お騒がせして申し訳ありません。悪い夢を見て。ですがもう大丈夫です」
適当にごまかすと『不調が続くようでしたら、ご連絡ください』と告げて音声が切れた。
通話を終えた私はソファに寝転がり、これ以上数値がおかしくならないように大きく息をする。
落ち着かなくちゃ、無理やりそう自分に言い聞かせながら、深い呼吸を繰り返した。
「星奈の顔が怖いから、今日はこれで帰るわ」
月乃にぽんと肩を叩かれる。呆然としていると、肩を引かれ顔を近づけられた。
「彼氏さんとはまた今度、星奈がいないときにゆっくりふたりきりで会うことにするわ」
耳もとでそう囁いてリビングを出ていく。「ばいばーい」とひらひら手を振って、振り返ることもなく玄関を出ていってしまった。
玄関のドアが閉まるとともに、気が抜けてその場にしゃがみ込んだ。心臓がいつもの倍の速さで鼓動を刻んでいる。
そのとき、腕時計がぴこぴこと鳴った。生体情報を監視するクリニックからの連絡だ。心拍数の異常を感知したのだろう。
応答ボタンを押すと『美守さん、大丈夫ですか?』と腕時計のスピーカーから声が響いてきた。
「……お騒がせして申し訳ありません。悪い夢を見て。ですがもう大丈夫です」
適当にごまかすと『不調が続くようでしたら、ご連絡ください』と告げて音声が切れた。
通話を終えた私はソファに寝転がり、これ以上数値がおかしくならないように大きく息をする。
落ち着かなくちゃ、無理やりそう自分に言い聞かせながら、深い呼吸を繰り返した。