極上御曹司と最愛花嫁の幸せな結婚~余命0年の君を、生涯愛し抜く~
原因はわかっている。体力面ではなく精神面の問題だ。
月乃に言われてからずっと、翔琉さんとこのまま関係を続けるべきか悩んでいる。
私がいない方が彼は幸せになれるんじゃないか。私の苦難に彼を巻き込んでしまっているのでは。
そんな罪の意識が拭えず、そのたびに胸の痛みが増す。
入院しなさい、そう言われると思い膝の上の手をぎゅっと握りしめていると、伏見教授はしばし考えたあと端的に言い放った。
「二週間後に再検査だ。結果を見て入院の可否を考えよう」
「え……?」
正直、意外だった。こういうとき、教授はだいたい入院を勧めるのに。
担当医もわずかに驚いた顔をして「……では、二週間後に予約を入れておきますね」と電子カルテに入力した。
「タクシー乗り場まで送ろう」
そう言って教授は私と一緒に診察室を出た。会計を待つ間、一緒に待合室に座っていてくれる。
……教授、今日はいったいどうしちゃったんだろう。
ここまで付き添ってくれるのは初めてだ。
これまでは母と一緒に通院することも多かったから、私を見送る必要はなかったのかもしれないけれど。
月乃に言われてからずっと、翔琉さんとこのまま関係を続けるべきか悩んでいる。
私がいない方が彼は幸せになれるんじゃないか。私の苦難に彼を巻き込んでしまっているのでは。
そんな罪の意識が拭えず、そのたびに胸の痛みが増す。
入院しなさい、そう言われると思い膝の上の手をぎゅっと握りしめていると、伏見教授はしばし考えたあと端的に言い放った。
「二週間後に再検査だ。結果を見て入院の可否を考えよう」
「え……?」
正直、意外だった。こういうとき、教授はだいたい入院を勧めるのに。
担当医もわずかに驚いた顔をして「……では、二週間後に予約を入れておきますね」と電子カルテに入力した。
「タクシー乗り場まで送ろう」
そう言って教授は私と一緒に診察室を出た。会計を待つ間、一緒に待合室に座っていてくれる。
……教授、今日はいったいどうしちゃったんだろう。
ここまで付き添ってくれるのは初めてだ。
これまでは母と一緒に通院することも多かったから、私を見送る必要はなかったのかもしれないけれど。