極上御曹司と最愛花嫁の幸せな結婚~余命0年の君を、生涯愛し抜く~
だが彼女の頬に赤みがさしたから、同じ人間なのだとわかった。
「じゃあ、また来週」
それだけ約束して病室を出る。
外では伯父が廊下の壁にもたれ腕を組み、穏やかに目を瞑っていた。
翌週は熱い日だった。公園で朝早くシロツメクサを拾い、袋に詰めて持っていくと、彼女は大喜びしてくれた。
ベッドテーブルの上にシロツメクサを置き、ふたり仲良く花冠を編む。
脆い茎は力を入れすぎると折れてしまうし、優しすぎると解けてしまう。思ったより力加減が難しい。
「星奈。うまいな」
手もとにある作りかけの花冠を指さして言うと、彼女は照れくさそうに笑った。
花冠を完成させたあと、残った葉を持ち上げて彼女が目を丸くする。
「これ……もしかして、四つ葉ですか?」
「ああ、偶然見つけたから取ってきた」
「ええ!? 四つ葉のクローバー!?」
突然興奮し出した星奈に、俺はぽかんと口を開ける。
「知らないんですか? 四つ葉のクローバーってとっても貴重なんですよ? 持っていると願いが叶うんです」
すごく大真面目に言われて、思わず笑ってしまいそうになるのをぐっと堪えた。
「じゃあ、また来週」
それだけ約束して病室を出る。
外では伯父が廊下の壁にもたれ腕を組み、穏やかに目を瞑っていた。
翌週は熱い日だった。公園で朝早くシロツメクサを拾い、袋に詰めて持っていくと、彼女は大喜びしてくれた。
ベッドテーブルの上にシロツメクサを置き、ふたり仲良く花冠を編む。
脆い茎は力を入れすぎると折れてしまうし、優しすぎると解けてしまう。思ったより力加減が難しい。
「星奈。うまいな」
手もとにある作りかけの花冠を指さして言うと、彼女は照れくさそうに笑った。
花冠を完成させたあと、残った葉を持ち上げて彼女が目を丸くする。
「これ……もしかして、四つ葉ですか?」
「ああ、偶然見つけたから取ってきた」
「ええ!? 四つ葉のクローバー!?」
突然興奮し出した星奈に、俺はぽかんと口を開ける。
「知らないんですか? 四つ葉のクローバーってとっても貴重なんですよ? 持っていると願いが叶うんです」
すごく大真面目に言われて、思わず笑ってしまいそうになるのをぐっと堪えた。