絶交ゲーム
好奇心で満たされているのがわかった。
「とりあえず、もう1度ゲームを確認してみようか」
廊下の隅へ移動してスカートのポケットからスマホを取り出す。
ゲームを起動してみると、画面には『神田洋子×佐久間玲香』10万ポイント』と表示されていた。
「これ、昨日アプリの投稿したふたりだね。その隣が絶交に成功したときにもらえるポイントじゃない?」
きっと、そうなんだろう。
私は頷いた。
「でも10万ポイントって本当なのかな?」
母親のしているポイ活を思い出すと、そんなに簡単に高額ポイントが手に入るとは思えなかった。
ゲームでもらえる商品を確認してみると、10万ポイントあれば文房具や服はもちろん、ちょっとしたものがもらえるようになっている。
「わからない。そこは嘘かもね」
詩子も興味は持っていてもこのポイントについては不信感を抱いているみたいだ。
「ふたりを絶交させるって言っても、どうすればいいと思う?」
「それを考えるんでしょう?」
「とりあえず、もう1度ゲームを確認してみようか」
廊下の隅へ移動してスカートのポケットからスマホを取り出す。
ゲームを起動してみると、画面には『神田洋子×佐久間玲香』10万ポイント』と表示されていた。
「これ、昨日アプリの投稿したふたりだね。その隣が絶交に成功したときにもらえるポイントじゃない?」
きっと、そうなんだろう。
私は頷いた。
「でも10万ポイントって本当なのかな?」
母親のしているポイ活を思い出すと、そんなに簡単に高額ポイントが手に入るとは思えなかった。
ゲームでもらえる商品を確認してみると、10万ポイントあれば文房具や服はもちろん、ちょっとしたものがもらえるようになっている。
「わからない。そこは嘘かもね」
詩子も興味は持っていてもこのポイントについては不信感を抱いているみたいだ。
「ふたりを絶交させるって言っても、どうすればいいと思う?」
「それを考えるんでしょう?」