絶交ゲーム
私はガックリと肩を落とした。
すでに学校にいない人に話を聞くのは確かに難しい。

社会人になっていれば、日本にだっていない可能性が出てくるんだ。
ゲームはまた振り出しに戻って私は考え込む。

どうしても100万ポイントを手に入れたい。
でも、そうすればいいのか……。


「鬼さんこちら! 手の鳴る方へ!」


そんな懐かしい声が聞こえてきて私と詩子は視線を向けた。
教室中央で弥生が結に目隠しをして、手を叩いて誘導しているのが見えた。


「あの遊び懐かしいね」


詩子が目を細めて言う。
確かに遊び事態は懐かしい。

私も小学生のころによくやった「おにさんこちら」だ。

今弥生と結がやっているのも同じものだったが、周辺の机や椅子はそのままで結は少し動くだけであちこちにぶつかっている。
更に手を叩く音はあちこちから聞こえてくる。
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