オメガがエリートになり、アルファが地に堕ちた世界
「漣さんのお仕事は話を聞くことですもんね。子供たちとお話って、どんなことを話したりするんですか?」

「たわいも無い話から雑談などです。学校に行けない子たちは理由がさまざまですが、他の子と変わらない普通の子供たちです。学校では話せないことを話してくれたり。俺は子供たちの心の支えになれるだけで幸せなんです」


「漣さんにはピッタリの仕事だと思います」

「そうですかね?そう言われると嬉しいです」

アルファの私にも分け隔てなく接してくれる。そんな漣さんだからこそ、心に闇を抱えてる子供と会話が出来るんだ。きっと子供にも人気なんだろうなぁ。

☆   ☆   ☆

「待たせてしまってすみません。もう満足したので大丈夫です。ご馳走様でした」

「お腹いっぱい食べられたようで良かったです。いいんですよ。俺は九条さんのペースに合わせますから」


「は、はい」 

逆に漣さんの行きたいところはないのだろうか。せっかくのお休みなのに。
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