オメガがエリートになり、アルファが地に堕ちた世界
アルファたちを下僕にしたお陰でお金にも困らなくなったし。
そうだ、キミは俺を助けてくれたし、俺はその倍を返してあげよう。綺麗な服だって買ってあげるし、美味しい食事、レストランだって連れて行ってあげる。

キミに苦労はさせない。次に会った時、キミはどんな顔をするだろう?覚えていなくてもいい。その時はまた『はじめまして』だね。

だけど、置かれてる立場が違うから、きっとキミには俺がさぞかしかっこいい王子様に見えることだろう。
俺にとって九条は運命の人。番かどうか確かめてないからわからない。けど、絶対そうに違いない。


九条……ううん、美怜。絶対にキミを離したりしない。逃がさないよ。キミは俺だけのモノなんだから。


永遠に一緒だよ。世界で一番愛してる、美怜。


『どうせ死ぬつもりなら、俺にその命を預けてみませんか?』

こうして、俺は美怜と再会を果たした。
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