推しへの恋愛禁止令を出したのは推しの相方でした
番外編

音を奏で、人と成る

カナトside

相手が望む自分を演じるようになったのはいつからだろう。
厳格な父に優秀な息子を求める母。
両親に認めてもらうコトにいつも必死だった。
勉強も運動も努力し続けた。
それでも並な学力や運動神経しか持ち合わせていない僕は、両親の期待に応え続けるコトは出来なかった。
両親は次第に僕に期待しなくなっていった。
あぁ、僕は諦められているんだなと分かった。
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