環くんは、フォーク化現象に悩まされている

「はぁぁぁ~。キミには失望したし、初めて環くんに同情したね」


え?


「ほんと、かわいそうだよね。キミをあんなに独占して溺愛しまくっても、愛情を感じ取ってもらえてなかったんだから。愛とか恋が無価値って証明しいるのは、千夜湖ちゃん、キミだからね。どれだけ相手に尽くしても、それに合った見返りがもらえない。かわいそうに、かわいそうに。とは言っても、キミなんかを愛してしまったのは環くんだし、自業自得の自己責任ってとこだな」


委員長の言ってることが、よくわからないのですが……


逃げないように、私を壁に追い込んでいる委員長。

私の顔の両横には、委員長に捕まったままの手首が壁に張り付いている。

この状況を、打破しなきゃ。


「これで、無駄なおしゃべりタイムはおしまい」


「お願い、離してください!」


「ダ~メ」


「委員長!」

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