環くんは、フォーク化現象に悩まされている
「静かになったね、フフフ。千夜湖ちゃんさ、どれだけ環くんのことが好きなの?」


それは……大好き。

嘘をつかれても、裏切られても。

この想いは、なぜか消えてはくれない。



人見知りの私。

高校に入っても、自分から人に話しかけられなかった。


クラスメイトと仲良くなる方法がわからなくて。

教室では、ぼっちが当たり前。


でも……

お昼休みと放課後は、私の隣に環くんがいてくれた。


――そのままのチョコちゃんでいいんだよ。

私の存在を認めてくれるかのように、たくさん私の頭を撫でてくれた。


――俺にはチョコちゃんが必要だからね。

ゆるゆるとした笑顔で、私にたくさん甘えてくれた。

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