お飾り王妃は華麗に退場いたします~クズな夫は捨てて自由になっても構いませんよね?~【極上の大逆転シリーズ】
神殿が治療をしないというのなら、薬でなんとかするしかない。
神殿にも手を入れたいところだけれど、なにも知らないまま手を出せば、返り討ちにされてしまう。そちらは、そちらで調査を入れるしかない。
まずは、できることから始めよう。オリヴィアは、今思いついたばかりの計画を、目の前の男性に持ち掛けてみることにした。
夜の闇に紛れて、ルークの鳩がやってくる。
王妃として孤独な日々を過ごす間も――マリカとエリサのおかげでそこまで孤独感は感じなかったとしても――ルークからの使いは、心の慰めになってくれた。
(この子の出入りには、気を付けなくちゃ)
ルークの鳩は、甘い果物を好んで食べる。それに気づいてからは、侍女達に頼んで甘い果物を食べさせている。
今もオレンジをつつきながら、赤い目をこちらに向けている。尾羽がぴくぴくしているのが愛らしい。
「ルークにね、返事を書こうと思うの」
「ポッポー?」
「あなたって、本当にタイミングよく返事をするわね。まるで、私の言葉がわかっているのではないかと思うくらい」
神殿にも手を入れたいところだけれど、なにも知らないまま手を出せば、返り討ちにされてしまう。そちらは、そちらで調査を入れるしかない。
まずは、できることから始めよう。オリヴィアは、今思いついたばかりの計画を、目の前の男性に持ち掛けてみることにした。
夜の闇に紛れて、ルークの鳩がやってくる。
王妃として孤独な日々を過ごす間も――マリカとエリサのおかげでそこまで孤独感は感じなかったとしても――ルークからの使いは、心の慰めになってくれた。
(この子の出入りには、気を付けなくちゃ)
ルークの鳩は、甘い果物を好んで食べる。それに気づいてからは、侍女達に頼んで甘い果物を食べさせている。
今もオレンジをつつきながら、赤い目をこちらに向けている。尾羽がぴくぴくしているのが愛らしい。
「ルークにね、返事を書こうと思うの」
「ポッポー?」
「あなたって、本当にタイミングよく返事をするわね。まるで、私の言葉がわかっているのではないかと思うくらい」