お飾り王妃は華麗に退場いたします~クズな夫は捨てて自由になっても構いませんよね?~【極上の大逆転シリーズ】
「よかった。ダミオン、話をしなければならないことがあるの。薬草のことなのだけれど――って、来てはだめだと言ったわよね、私っ!」
ダミオンに声をかけていたはずが、後半つい叫んでしまった。頭を抱え込みそうになる。
どうして、この男がここにいるのだろう。ごく当然のような顔をして。
「来なければ、話はできないだろ?」
「……ルーク!」
まったく悪びれない表情をしたルークが、ダミオンに続いて入ってきた。オリヴィアは、ダミオンを睨みつけたけれど、彼はまったく気にしていないみたいだ。
というか、気にするとかしないとか以前の問題なのかもしれない。ダミオンの背後にいるルークは、涼しい顔をしているから。
「どういうつもり?」
「どういうつもりって……しかたがないだろ。俺ももう限界だ」
「……私は、あなたに危険なことはしてほしくないのに」
さらに続けようとしたら、するりとダミオンが退室しようとしているのが視界の隅に映る。
「ダミオン? どういうことなの?」
「わ、私は逆らえませんので……」
「こら、待ちなさいっ!」
ダミオンに声をかけていたはずが、後半つい叫んでしまった。頭を抱え込みそうになる。
どうして、この男がここにいるのだろう。ごく当然のような顔をして。
「来なければ、話はできないだろ?」
「……ルーク!」
まったく悪びれない表情をしたルークが、ダミオンに続いて入ってきた。オリヴィアは、ダミオンを睨みつけたけれど、彼はまったく気にしていないみたいだ。
というか、気にするとかしないとか以前の問題なのかもしれない。ダミオンの背後にいるルークは、涼しい顔をしているから。
「どういうつもり?」
「どういうつもりって……しかたがないだろ。俺ももう限界だ」
「……私は、あなたに危険なことはしてほしくないのに」
さらに続けようとしたら、するりとダミオンが退室しようとしているのが視界の隅に映る。
「ダミオン? どういうことなの?」
「わ、私は逆らえませんので……」
「こら、待ちなさいっ!」