お飾り王妃は華麗に退場いたします~クズな夫は捨てて自由になっても構いませんよね?~【極上の大逆転シリーズ】
たしかに、傭兵ルークと傭兵ヴィーは、ストラナ王国に雇われて、しばしば顔を合わせているということになっている。挨拶もないのは逆に不自然かもしれない。
だけど、気になるのだ。ルークの顔を見て浮かれている雰囲気になっているかもしれないということが。
「そのまま、前を向いて聞いてほしい」
「なにかしら」
並んで立ち、遠くに見える魔獣達の様子を見ているふりをしながら会話を続ける。実際、魔獣達の様子を確認はしているのだけれど。
「神殿の方だが、寄付金の半分以上は神官達の私腹を肥やすのに使われていた」
「やっぱりそうだったの。でも、使うところなんてないでしょうに」
ふたりの話し声が、他の人に聞こえてしまうということはない。ルークは気を使って周囲に人がいない場所を選んでいるし、オリヴィアの侍女達やルークの護衛達がしっかりと周囲を守っている。
「引退後に備えているようだぞ。今でも、見えないところでは贅沢をしている」
「なるほどね」
だけど、気になるのだ。ルークの顔を見て浮かれている雰囲気になっているかもしれないということが。
「そのまま、前を向いて聞いてほしい」
「なにかしら」
並んで立ち、遠くに見える魔獣達の様子を見ているふりをしながら会話を続ける。実際、魔獣達の様子を確認はしているのだけれど。
「神殿の方だが、寄付金の半分以上は神官達の私腹を肥やすのに使われていた」
「やっぱりそうだったの。でも、使うところなんてないでしょうに」
ふたりの話し声が、他の人に聞こえてしまうということはない。ルークは気を使って周囲に人がいない場所を選んでいるし、オリヴィアの侍女達やルークの護衛達がしっかりと周囲を守っている。
「引退後に備えているようだぞ。今でも、見えないところでは贅沢をしている」
「なるほどね」