お飾り王妃は華麗に退場いたします~クズな夫は捨てて自由になっても構いませんよね?~【極上の大逆転シリーズ】
オリヴィアがグレゴールの妻であるということは、アードラム帝国の皇帝も知っている。オリヴィアが嫁いだ時には、わざわざ挨拶に来てくれたほど。
なのに、グレゴールの隣にいるのが王妃ではなく愛人ではお話にならない。
「わかりました。参加しましょう」
「最高の戦闘服で参加するように、と皇太子殿下から伝言です」
「最高の戦闘服……? 皇太子殿下とは気が合いそうね」
くすりと笑い、衣裳部屋の方に目を向ける。最高の戦闘服を選び、最高に美しく装って赴こうではないか。グレゴールとの最後の戦いに。
皇太子の到着は、それから一週間後のことであった。グレゴールに使いを出した時には、もう帝国の都を出発していたらしい。
まだルーク本人からは連絡がないのが気になるけれど、いよいよその時が近づいてくるのだと思えば、オリヴィアの気持ちも盛り上がってくる。
客人を出向かるための支度を終えたオリヴィアは、机の上に置いていた手紙を手にした。
そこにあるのは、皇太子からの手紙だ。一度、個人的にオリヴィアの暮らす離宮を訪ねたいと書かれている。
なのに、グレゴールの隣にいるのが王妃ではなく愛人ではお話にならない。
「わかりました。参加しましょう」
「最高の戦闘服で参加するように、と皇太子殿下から伝言です」
「最高の戦闘服……? 皇太子殿下とは気が合いそうね」
くすりと笑い、衣裳部屋の方に目を向ける。最高の戦闘服を選び、最高に美しく装って赴こうではないか。グレゴールとの最後の戦いに。
皇太子の到着は、それから一週間後のことであった。グレゴールに使いを出した時には、もう帝国の都を出発していたらしい。
まだルーク本人からは連絡がないのが気になるけれど、いよいよその時が近づいてくるのだと思えば、オリヴィアの気持ちも盛り上がってくる。
客人を出向かるための支度を終えたオリヴィアは、机の上に置いていた手紙を手にした。
そこにあるのは、皇太子からの手紙だ。一度、個人的にオリヴィアの暮らす離宮を訪ねたいと書かれている。