お飾り王妃は華麗に退場いたします~クズな夫は捨てて自由になっても構いませんよね?~【極上の大逆転シリーズ】
ルークが結婚を申し込んでくれて、オリヴィアはそれを受け入れた。眼下に広がる景色、頬を撫でる風の感触までもがありありと思い出されてくる。
胸がいっぱいになり過ぎて、あの時は上手に発することのできなかった言葉が、口からこぼれ出た。
「ルーク、あのね。私……あなたを愛しているの」
「知ってるさ」
左手の薬指に、指輪がはめ込まれる。ずしりとした重さは、久しぶりに感じるもの。ルークの気持ちそのものを身に着けているみたいだ。
「私、すごく幸せだわ」
「……俺も」
ふたりで肩を寄せ合っているだけ。なのに、こんなにも胸が温かくなってくる。ずいぶん遠回りしてしまったけれど、ようやく戻ってくることができた。
これからは、二人で手を取り合って進んでいこう。改めて強く、そう思った。
帝国の人達に受け入れてもらえるか心配だったけれど、帝国でのオリヴィアの立場はさほど悪いものでもなかった。思っていた以上に歓迎されて、逆に戸惑ってしまうほどだ。
「五年もの間、苦労したのね……どうか、これからは幸せになってちょうだい」
胸がいっぱいになり過ぎて、あの時は上手に発することのできなかった言葉が、口からこぼれ出た。
「ルーク、あのね。私……あなたを愛しているの」
「知ってるさ」
左手の薬指に、指輪がはめ込まれる。ずしりとした重さは、久しぶりに感じるもの。ルークの気持ちそのものを身に着けているみたいだ。
「私、すごく幸せだわ」
「……俺も」
ふたりで肩を寄せ合っているだけ。なのに、こんなにも胸が温かくなってくる。ずいぶん遠回りしてしまったけれど、ようやく戻ってくることができた。
これからは、二人で手を取り合って進んでいこう。改めて強く、そう思った。
帝国の人達に受け入れてもらえるか心配だったけれど、帝国でのオリヴィアの立場はさほど悪いものでもなかった。思っていた以上に歓迎されて、逆に戸惑ってしまうほどだ。
「五年もの間、苦労したのね……どうか、これからは幸せになってちょうだい」