カマイユ~再会で彩る、初恋
♢
先生不在の家に勝手に忍び込んでお酒を飲んだ挙句、寝落ちてしまったら……。
目を開けた先に逢いたいと願った愛おしい人がいた。
仕事を予定より早くに終わらせ帰国した彼。
二カ月ぶりに見た彼は、相変わらずカッコよくて。
お姫様抱っこされた時の視界に映るフェイスラインが、脳内で絶賛エンドレス上映中。
唇の右下にあるほくろがセクシーすぎて、耳の奥で甘い声音がリフレインする。
「ヤバい。本物は相当ヤバいっっっ」
顔がにやけてしまう。
逢えると思ってなかったから、嬉しさが爆発するように溢れ出す。
先生がシャワーを浴びている間に、クールダウンしておかないと……。
手団扇で風を送り、火照る顔の熱を必死に冷ます。
シャツの襟に指先を引っ掛け、中を覗く。
今のうちに色気のある下着に着替えておいた方がいいかな…。
「気持ち悪くなったか?」
「え?……あ、いえ、大丈夫です」
先生、シャワー浴びるの早いよ。
もう帰って来ちゃった。
ソファに腰掛ける私の元にキャリーケースを転がして来て、それを開く。
「これと……これ、お土産」
「わぁ、ありがとうございます!開けていいですか?」
「どうぞ」
綺麗に包装された包みを開けると、ハプスブルク家の紋章が刻印されているアウガルテンのティーカップが現れた。
それと、三ツ星以上のホテルで好まれて選ばれているというドイツのロンネフェルトの茶葉。
フライトで訪れた際に何度か口にしたことがあるが、たくさんの種類があって香りを嗅ぐだけでもハッピーになれるお店。
詰め合わせになっている茶葉に心が弾む。
「ありがとうございます」
「会社の方の荷物の便に他にも幾つかお土産があるから、あとで渡すな」
「えっ?……先生、私に気を遣わなくていいですからね?無事に帰って来てくれるだけでいいですから」
「ん」
先生不在の家に勝手に忍び込んでお酒を飲んだ挙句、寝落ちてしまったら……。
目を開けた先に逢いたいと願った愛おしい人がいた。
仕事を予定より早くに終わらせ帰国した彼。
二カ月ぶりに見た彼は、相変わらずカッコよくて。
お姫様抱っこされた時の視界に映るフェイスラインが、脳内で絶賛エンドレス上映中。
唇の右下にあるほくろがセクシーすぎて、耳の奥で甘い声音がリフレインする。
「ヤバい。本物は相当ヤバいっっっ」
顔がにやけてしまう。
逢えると思ってなかったから、嬉しさが爆発するように溢れ出す。
先生がシャワーを浴びている間に、クールダウンしておかないと……。
手団扇で風を送り、火照る顔の熱を必死に冷ます。
シャツの襟に指先を引っ掛け、中を覗く。
今のうちに色気のある下着に着替えておいた方がいいかな…。
「気持ち悪くなったか?」
「え?……あ、いえ、大丈夫です」
先生、シャワー浴びるの早いよ。
もう帰って来ちゃった。
ソファに腰掛ける私の元にキャリーケースを転がして来て、それを開く。
「これと……これ、お土産」
「わぁ、ありがとうございます!開けていいですか?」
「どうぞ」
綺麗に包装された包みを開けると、ハプスブルク家の紋章が刻印されているアウガルテンのティーカップが現れた。
それと、三ツ星以上のホテルで好まれて選ばれているというドイツのロンネフェルトの茶葉。
フライトで訪れた際に何度か口にしたことがあるが、たくさんの種類があって香りを嗅ぐだけでもハッピーになれるお店。
詰め合わせになっている茶葉に心が弾む。
「ありがとうございます」
「会社の方の荷物の便に他にも幾つかお土産があるから、あとで渡すな」
「えっ?……先生、私に気を遣わなくていいですからね?無事に帰って来てくれるだけでいいですから」
「ん」