とどまることをしらないで。
文化祭
執事様
◦
∗
「めるー!」
「……はあい…」
「元気がないなあ」
「~っだって……」
神様。昨日のわたしのやる気はどこへ行ったのでしょうか……。
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
いざ、カーテンをしゃっと開く。
更衣室から歩いて、教室まで。
途中で廊下で周りの人の視線を感じた気がするけど……。
気のせいかなあ…?
ーーがら、と教室の扉を開けると。
「ーーーおーおー。……似合うもんだねえ……」
「……褒めてる?」
「うんうん褒めてる。もちろんめちゃくちゃ可愛い」
「……う…」
……やっぱり慣れないよこの格好は。
「本職の方ですか?ってくらい」
「違うよ……っ!?」
…っもう、からかわないでよみーちゃん……!
恥ずかしさを少しでも抑えるためにスカートの裾をぎゅっと握ると、みーちゃんがぽつりと呟いた。
「……これは、あいつどうなるかなあ……」
「……?なんて……?」
「ううん。なんでもない」
「……?」
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「めるー!」
「……はあい…」
「元気がないなあ」
「~っだって……」
神様。昨日のわたしのやる気はどこへ行ったのでしょうか……。
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いざ、カーテンをしゃっと開く。
更衣室から歩いて、教室まで。
途中で廊下で周りの人の視線を感じた気がするけど……。
気のせいかなあ…?
ーーがら、と教室の扉を開けると。
「ーーーおーおー。……似合うもんだねえ……」
「……褒めてる?」
「うんうん褒めてる。もちろんめちゃくちゃ可愛い」
「……う…」
……やっぱり慣れないよこの格好は。
「本職の方ですか?ってくらい」
「違うよ……っ!?」
…っもう、からかわないでよみーちゃん……!
恥ずかしさを少しでも抑えるためにスカートの裾をぎゅっと握ると、みーちゃんがぽつりと呟いた。
「……これは、あいつどうなるかなあ……」
「……?なんて……?」
「ううん。なんでもない」
「……?」