【完結】「暁光の世から消えて死ね」 〜教会を追放された見世物小屋の聖女は、イカれた次期覇王の暫定婚約者になる。(※手のひら返しで執心されています)〜
【お礼】
最後まで読んでくださりありがとうございました。
こちらで本編は終了です。
本編、元の姿に変わったシャノン(私が成長させたくて)ですが、ルロウはシャノンがガキんちょだろうがなんだろうがそれがシャノンならなんでもOKな男です。
もっと糖度強めな終わりにしようかな、とも思いましたが、何となくこの2人はよくある愛の告白からのイチャイチャではないな……と思いあんな感じの幕引きになりました。
けれど正式な婚約者になったということで、ルロウはこれまで以上にシャノンを構い倒すと思います。(それにやりすぎ!と思うシャノン)
二人とも恋心は初めて抱く感情ですが、表現の度を超えているのは圧倒的にルロウかな、という感じ。
ちょろっと出てきた西華語ですが、実はルロウが西華語になると少し砕けた風になるよう意識しました。ルロウは西華に長くいた設定なので、帝国語よりも西華語が得意です。
反対に帝国語だと、固い印象があったり、自分のテンポでゆったりと言葉にするクセがあります。
作中の「暁光の世から消えて死ね」の直訳は完全造語です。
大聖女の誕生にならい、暁光を浴びることが一日の始まりでもあったシャノンが、光とは正反対のヴァレンティーノで生きていく、というのを暗示した台詞として書きました。
聖女の刻印は無事消えましたが、やっぱりシャノンは根っからの光のような子!だからルロウもまぶしい人だとシャノンを特別に感じ、惹かれたのでしょう。(そういうことにしてください)
完結後は「暁光の世から消えて死ね」の部分だけ敢えて消そうかなと密かに考えていましたが、やっぱり愛着もあるのでこのままで。
ということで、ご読了いただいた皆様ありがとうございました!
※こちらの作品は小説家になろうにも投稿してあります。そちらに番外編を先行で載せていますので、もしよければご覧ください♪