旦那様は仏様 ~もっとイチャイチャしたいんです~
四人はその後も様々なアトラクションを楽しんだが、千佳と田口がずっと見せつけるように手を繋いでいたものだから、美咲はずっと落ち着かなかった。だがその一方で、聡一はずっと楽しそうな微笑みを浮かべており、このデートに誘ってよかったと、美咲はこの計画を立ててくれた千佳に感謝した。
皆でわいわいと過ごしていれば、時間が経つのも早く、気づけば時刻は十三時を回っている。午前中は絶叫系ばかり楽しんでいたせいか、皆随分と腹が減っていた。いったん昼食を取ろうという話になり、四人は園内にあるフード―コートへ行き、各々好きな料理を買って食べていた。
「あの、美咲って家で二人でいるときはどんな感じなんですか?」
「ちょっ、千佳!?」
皆で食事をする中、先ほどまではアトラクションの話をしていたはずなのに、千佳が突然聡一にそんな質問を投げかけたものだから、美咲は慌てて止めに入った。
「聡一さん……言わなくていいです」
「ふふふ、そうですね、今の百倍はかわいいとだけ言っておきましょうか」
(は!? 何言っちゃってるの、この人! もう恥ずかしい……)
とんでもない回答をする聡一に美咲は恥ずかしくて顔を両手で覆って俯いた。きっと耳まで赤くなっていることだろう。
「すごい発言。ごちそうさまでーす」
千佳のその声を聞いて、そっと向かいに座る千佳と田口を見やれば、二人ともニヤニヤしている。二人からヒューヒューという声が聞こえてくるようで、美咲は恥ずかしさが増してしまった。
皆でわいわいと過ごしていれば、時間が経つのも早く、気づけば時刻は十三時を回っている。午前中は絶叫系ばかり楽しんでいたせいか、皆随分と腹が減っていた。いったん昼食を取ろうという話になり、四人は園内にあるフード―コートへ行き、各々好きな料理を買って食べていた。
「あの、美咲って家で二人でいるときはどんな感じなんですか?」
「ちょっ、千佳!?」
皆で食事をする中、先ほどまではアトラクションの話をしていたはずなのに、千佳が突然聡一にそんな質問を投げかけたものだから、美咲は慌てて止めに入った。
「聡一さん……言わなくていいです」
「ふふふ、そうですね、今の百倍はかわいいとだけ言っておきましょうか」
(は!? 何言っちゃってるの、この人! もう恥ずかしい……)
とんでもない回答をする聡一に美咲は恥ずかしくて顔を両手で覆って俯いた。きっと耳まで赤くなっていることだろう。
「すごい発言。ごちそうさまでーす」
千佳のその声を聞いて、そっと向かいに座る千佳と田口を見やれば、二人ともニヤニヤしている。二人からヒューヒューという声が聞こえてくるようで、美咲は恥ずかしさが増してしまった。