極秘の懐妊なのに、クールな敏腕CEOは激愛本能で絡めとる
「俺は二葉に似てると思ったけどな」
「じゃあ、私たち二人に似てるんだ」
きっとそうだろう。なにしろ悠世は文字通り奏斗と二葉の愛の結晶なのだから。
「三人で写真を撮りましょうね」
助産師がデジタルカメラを持って奏斗と二葉に声をかけた。この病院では、出産直後の家族写真を撮って退院時に額に入れてプレゼントしてくれるサービスがあるのだ。
「わ、どうしよう。ノーメイクで髪もぐちゃぐちゃなのに」
二葉がおどけた表情で言った。奏斗は二葉の耳元で囁く。
「大丈夫。二葉はとてもかわいくてきれいだよ」
助産師が奏斗の手から悠世を受け取って、そっと二葉の隣に寝かせた。
「まずはパパとママが赤ちゃんを見守る構図で撮りましょう」
助産師に言われるより早く、奏斗は最愛の妻と息子を見つめていた。
(二葉と悠世、二人のことを全力で守っていくよ)
その気持ちを込めて……。
「じゃあ、私たち二人に似てるんだ」
きっとそうだろう。なにしろ悠世は文字通り奏斗と二葉の愛の結晶なのだから。
「三人で写真を撮りましょうね」
助産師がデジタルカメラを持って奏斗と二葉に声をかけた。この病院では、出産直後の家族写真を撮って退院時に額に入れてプレゼントしてくれるサービスがあるのだ。
「わ、どうしよう。ノーメイクで髪もぐちゃぐちゃなのに」
二葉がおどけた表情で言った。奏斗は二葉の耳元で囁く。
「大丈夫。二葉はとてもかわいくてきれいだよ」
助産師が奏斗の手から悠世を受け取って、そっと二葉の隣に寝かせた。
「まずはパパとママが赤ちゃんを見守る構図で撮りましょう」
助産師に言われるより早く、奏斗は最愛の妻と息子を見つめていた。
(二葉と悠世、二人のことを全力で守っていくよ)
その気持ちを込めて……。


