小児科医は癒やしの司書に愛を囁く
フルフルと頭を振った。先生は優しい目で私を見ると、頭を撫でてくれた。
「今日はここまでにしよう。さあ、寝よう」
そう言うと、私を横に抱き寄せて隣へ横になった。どうしてこの体勢で眠れるの?ベッドは先生の匂い。腕の中に包まれてパニック。それなのに、先生は平気なの?こういうのに慣れてるっていうことなのよね、きっと。前も彼女がここにこうやって一緒に寝ていたんだろうな。
私は余計なことをたくさん考えてしまい、複雑な心境になってきた。そうっと後ろを向いたら、先生はすでに目をつむっていた。
「ん?どうした……眠れないのか?」
片眼を開けて私を見た。
「先生は眠れるっていう事はこういうのに慣れているんですね」
つい、嫌みっぽく呟いてしまった。
すると、先生のクスッと笑う声。お腹をくすぐられた。
「な、何するんです、やめて!くすぐったい……」