没落寸前の伯爵令嬢ですが王太子を助けてから雲行きがあやしくなってきました
レオンはゆっくりと詳しくミカリオンの歴史を説明した。

初代王妃が友達の魔女から結婚祝いにもらった魔石『コルタナの涙』の話を。
そして五代目の王がそれをなくしてしまい、魔女が怒って呪いをかけたと。

「では、あの首飾りがミカリオン王家の呪いを解いたということですか?」

「ああそうだ。フィリシティも気づいているだろう?この王城にいると活力がみなぎることを。コルタナの涙は正の感情のみを集結させた魔石だ。あの魔石を国の中央に配置することで国民の心が健康になり、やがて身体の健康にも結びつき、国は豊かになる。人々は争わず、発展する」
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