没落寸前の伯爵令嬢ですが王太子を助けてから雲行きがあやしくなってきました
一目見て、フィリシティは好きになった。なんとなく、ずっと仲良くできそうな予感のする出会いだった。
「デニーズ卿っていじわるよね」
リナに言っても仕方ないが、あの対応には毎回イライラするので言ってしまった。
「たしかにお嬢様にはキツくおっしゃっているようには見えましたけども」
リナは考え込むように言う。
「けれど、王都の貴族の方なのでカッコよくみえますわ。とてもシュっとされていて…。もちろん公爵家のご子息様ですからわたしたちはぼーっと眺めていることしかできませんけれど…」
「デニーズ卿っていじわるよね」
リナに言っても仕方ないが、あの対応には毎回イライラするので言ってしまった。
「たしかにお嬢様にはキツくおっしゃっているようには見えましたけども」
リナは考え込むように言う。
「けれど、王都の貴族の方なのでカッコよくみえますわ。とてもシュっとされていて…。もちろん公爵家のご子息様ですからわたしたちはぼーっと眺めていることしかできませんけれど…」