タイムカプセル
先ほどの熱が冷めていき、みなの落胆が空気を淀ます。私はビールを注ぎ、幼馴染に渡した。
「思い出は思い出のままか。諦めも肝心だよな」
幼馴染はグラスを受け取り、立ったまま一気飲みした。
「いや、入れる可能性もあるってことだよな。次の開放日はいつ?」
彼は昔から変わらない幼馴染に、困りながらも少し嬉しそうな表情を浮かべた。
「ちょうど明日だ」
*****
「思い出は思い出のままか。諦めも肝心だよな」
幼馴染はグラスを受け取り、立ったまま一気飲みした。
「いや、入れる可能性もあるってことだよな。次の開放日はいつ?」
彼は昔から変わらない幼馴染に、困りながらも少し嬉しそうな表情を浮かべた。
「ちょうど明日だ」
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