婚約破棄されたので、好きにすることにした。
少し緊張しながら目を開くと、鏡に自分の姿が映っていた。
「おおお?」
思わず声が出た。
色素の薄い金色の髪に、水色の瞳。真っ白い肌をしていたときは、地味すぎてどうしようもなかった自分の顔。
だが、こうして前世で馴染みのある色合いをしてみると、なかなかの美少女だったことに気が付いた。
(これ、ちょっと化粧をすればもう少し化けそう。うわぁ、今まで知らなかった……)
薄い色素のせいでぼんやりとしていた印象が、色を変えただけでこんなにも変わるとは驚きだ。
エーリヒが綺麗と言ってくれたのは、ただのお世辞ではなかったのだと知る。
たしかにこれだけ印象が変わったのなら、魔導師のローブを被っていれば、外出しても気付かれないに違いない。
(うん、こうなってみると町で暮らすのも楽しみになってきた。ひさしぶりに料理もしてみたいし)
昨日食べたケーキセットから考えると、食文化はそれなりに発展していると思われる。
食べ歩きが大好きだった前世では、料理もそれなりに楽しんでいた。
異世界にしかない料理も、きっとあるに違いない。
いずれ地方に行くにしても、まずは王都を楽しんでから。
「おおお?」
思わず声が出た。
色素の薄い金色の髪に、水色の瞳。真っ白い肌をしていたときは、地味すぎてどうしようもなかった自分の顔。
だが、こうして前世で馴染みのある色合いをしてみると、なかなかの美少女だったことに気が付いた。
(これ、ちょっと化粧をすればもう少し化けそう。うわぁ、今まで知らなかった……)
薄い色素のせいでぼんやりとしていた印象が、色を変えただけでこんなにも変わるとは驚きだ。
エーリヒが綺麗と言ってくれたのは、ただのお世辞ではなかったのだと知る。
たしかにこれだけ印象が変わったのなら、魔導師のローブを被っていれば、外出しても気付かれないに違いない。
(うん、こうなってみると町で暮らすのも楽しみになってきた。ひさしぶりに料理もしてみたいし)
昨日食べたケーキセットから考えると、食文化はそれなりに発展していると思われる。
食べ歩きが大好きだった前世では、料理もそれなりに楽しんでいた。
異世界にしかない料理も、きっとあるに違いない。
いずれ地方に行くにしても、まずは王都を楽しんでから。