婚約破棄されたので、好きにすることにした。
「わかった。あまり上等な魔石を作らないように、それだけ気を付ければいいのね」
「その通りだ。小さい魔石はそれほど大きな利益にはならないが、需要がある。実績はそれで簡単に作ることができるだろう」
エーリヒの提案に、クロエは頷いた。
「うん。さっそく魔法ギルドに行ってみたいけど、エーリヒはどうするの?」
彼は魔法こそ使えないが、剣の腕はあの父が認めるほどたしかだ。クロエと同じように、冒険者ギルドに所属するのが一番よさそうだと思う。
だが彼の場合は、クロエと違って変装もしていない。しかもこれほどの美形だと、すぐに噂になってしまうだろう。
心配だったが、エーリヒはその辺りはまったく気にしていなかった。
「俺も冒険者ギルドに行って登録する。一緒に行って、パートナー登録をしてしまおうか」
「パートナーって、つまりパーティーを組むってこと?」
「そう。互いの依頼に協力しあうことができる」
「エーリヒと一緒なら私も心強いけど、大丈夫なの? 王女殿下に見つかったりしたら……」
「俺は大丈夫だ。どうせ、もうすぐ処分される人形だったから」
「しょ、処分?」
「その通りだ。小さい魔石はそれほど大きな利益にはならないが、需要がある。実績はそれで簡単に作ることができるだろう」
エーリヒの提案に、クロエは頷いた。
「うん。さっそく魔法ギルドに行ってみたいけど、エーリヒはどうするの?」
彼は魔法こそ使えないが、剣の腕はあの父が認めるほどたしかだ。クロエと同じように、冒険者ギルドに所属するのが一番よさそうだと思う。
だが彼の場合は、クロエと違って変装もしていない。しかもこれほどの美形だと、すぐに噂になってしまうだろう。
心配だったが、エーリヒはその辺りはまったく気にしていなかった。
「俺も冒険者ギルドに行って登録する。一緒に行って、パートナー登録をしてしまおうか」
「パートナーって、つまりパーティーを組むってこと?」
「そう。互いの依頼に協力しあうことができる」
「エーリヒと一緒なら私も心強いけど、大丈夫なの? 王女殿下に見つかったりしたら……」
「俺は大丈夫だ。どうせ、もうすぐ処分される人形だったから」
「しょ、処分?」