身代わり婚約者との愛され結婚
「ふはっ! 本当にティナは可愛いですね」
「なっ」
思わずそう聞いた私にレヴィンが吹き出す。
笑い出してしまった彼にムッとしつつ、この不思議な食感と味が気になってつい二口、三口と食べ進めてしまった。
「確かに雲みたいですが、それは砂糖で作った細い糸の塊です」
「糸なの?」
「はい。……お気に召しました?」
あまりにも楽しそうに笑いかけられた私はなんだか気恥ずかしく感じ、レヴィンの顔の前にその綿菓子を押し付けるように差し出す。
「……はい、レヴィンも」
少しそっぽを向きながら木の棒を彼に手渡そうとしたのだが、一瞬だけ考え込んだレヴィンが木の棒を握っていた私の手ごとぎゅっと握って。
「ん、甘いな」
「ッ!!」
“手! 手……っ!!”
そのまま一口食べたレヴィンの行動にぎょっとした。
そして何より……
「ははっ、真っ赤ですよ? ティナ」
「誰のせいですかっ」
「ふふ、俺ですね」
真っ赤に染まった私を、本当に嬉しそうにしながら見つめるレヴィンの頬も、少しだけ赤く染まったように見えたのだった。
「そういえば、こんな話をご存知ですか?」
「なっ」
思わずそう聞いた私にレヴィンが吹き出す。
笑い出してしまった彼にムッとしつつ、この不思議な食感と味が気になってつい二口、三口と食べ進めてしまった。
「確かに雲みたいですが、それは砂糖で作った細い糸の塊です」
「糸なの?」
「はい。……お気に召しました?」
あまりにも楽しそうに笑いかけられた私はなんだか気恥ずかしく感じ、レヴィンの顔の前にその綿菓子を押し付けるように差し出す。
「……はい、レヴィンも」
少しそっぽを向きながら木の棒を彼に手渡そうとしたのだが、一瞬だけ考え込んだレヴィンが木の棒を握っていた私の手ごとぎゅっと握って。
「ん、甘いな」
「ッ!!」
“手! 手……っ!!”
そのまま一口食べたレヴィンの行動にぎょっとした。
そして何より……
「ははっ、真っ赤ですよ? ティナ」
「誰のせいですかっ」
「ふふ、俺ですね」
真っ赤に染まった私を、本当に嬉しそうにしながら見つめるレヴィンの頬も、少しだけ赤く染まったように見えたのだった。
「そういえば、こんな話をご存知ですか?」