僕と永遠を誓いましょう
ウェディングケーキ、ウェディングドレス、ウェディングブーケ、引き出物、招待状のデザインなど好みのものを真冬に訊ねられ、それに苺は答えていく。
「なるほど、参考になりました!ありがとうございます!」
「いえいえ。何だか、本当の結婚式の打ち合わせみたいで楽しかったです」
苺は真冬に頭を下げ、家へと帰る。この時は何故このような質問をされたのかなど、考えることすらしなかった。
それから約半年後の日曜日のことである。仕事が休みのため、苺はベッドの中に潜ってSNSの投稿をぼんやりと眺めていた。その時である。
家の呼び鈴が鳴り響いた。宅配便だろうかと苺はパジャマ姿のまま、「は〜い」と言いながら玄関のドアを開ける。
「おはようございます、苺さん。迎えに来ました」
「えっ……」
目の前に立っていたのは、宅配便を持ったおじさんではなく、真冬だった。何故か彼はタキシードを着ており、苺は混乱していく。
「なるほど、参考になりました!ありがとうございます!」
「いえいえ。何だか、本当の結婚式の打ち合わせみたいで楽しかったです」
苺は真冬に頭を下げ、家へと帰る。この時は何故このような質問をされたのかなど、考えることすらしなかった。
それから約半年後の日曜日のことである。仕事が休みのため、苺はベッドの中に潜ってSNSの投稿をぼんやりと眺めていた。その時である。
家の呼び鈴が鳴り響いた。宅配便だろうかと苺はパジャマ姿のまま、「は〜い」と言いながら玄関のドアを開ける。
「おはようございます、苺さん。迎えに来ました」
「えっ……」
目の前に立っていたのは、宅配便を持ったおじさんではなく、真冬だった。何故か彼はタキシードを着ており、苺は混乱していく。