黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
王宮や神殿では結婚に向けて予定を組まれそうになっていて『この国の王子様の結婚』の重要性、規模の大きさを感じている日々。
これからは一緒の公務も増えるようだ。
そして、その王子様であるウィル様の言葉と雰囲気がめちゃくちゃ甘いッ!
「もう十分にウィル様が男性であると分かりました!子供扱いして本当にごめんなさい!!だから手加減してほしい…」
あの美しいウィル様に熱い瞳で見つめられる回数が増えて、愛を囁かれ、口説かれる。
こんなことに慣れていない私は既にキャパオーバー気味だ。
膝を抱えてうずくまる。
「ミオ様、しっかりなさってください!元々この王国の男性は好きな女性には毎日愛を伝える人が多いのです。ウィリアム様は今までミオ様にお伝えできなかった分もありますから…。そ、そのうち慣れると思いますよ」
「あれが毎日!? 慣れる!?」
周りからは『ウィリアム殿下のこのようなお姿が見られるとは!』と驚かれている。
今まで恋愛ごとには興味がない人だと思われていたようだ。
これは本当に私の身に起こっていることなの?
結婚するつもりなんて全くなかった私に!?
信じられないんだけど!
「……ねぇ、シエナ様の恋人も熱烈な愛情表現なの?」
チラリとシエナ様の方を向き、聞いてみた。
この王国の人ならそうよね?
シエナ様はどうしているのかしら?
「いえ、私にはそのような方はいません」
「そうなの?」
「私は見ているだけでいいのです。もうずっと…。それだけで幸せなのです」
「見ているだけで幸せ…」
いろんな恋愛の形があるんだな。
でも私はその気持ちも分からない。
家族にでさえ愛されなかった私に分かるはずがない。
これからは一緒の公務も増えるようだ。
そして、その王子様であるウィル様の言葉と雰囲気がめちゃくちゃ甘いッ!
「もう十分にウィル様が男性であると分かりました!子供扱いして本当にごめんなさい!!だから手加減してほしい…」
あの美しいウィル様に熱い瞳で見つめられる回数が増えて、愛を囁かれ、口説かれる。
こんなことに慣れていない私は既にキャパオーバー気味だ。
膝を抱えてうずくまる。
「ミオ様、しっかりなさってください!元々この王国の男性は好きな女性には毎日愛を伝える人が多いのです。ウィリアム様は今までミオ様にお伝えできなかった分もありますから…。そ、そのうち慣れると思いますよ」
「あれが毎日!? 慣れる!?」
周りからは『ウィリアム殿下のこのようなお姿が見られるとは!』と驚かれている。
今まで恋愛ごとには興味がない人だと思われていたようだ。
これは本当に私の身に起こっていることなの?
結婚するつもりなんて全くなかった私に!?
信じられないんだけど!
「……ねぇ、シエナ様の恋人も熱烈な愛情表現なの?」
チラリとシエナ様の方を向き、聞いてみた。
この王国の人ならそうよね?
シエナ様はどうしているのかしら?
「いえ、私にはそのような方はいません」
「そうなの?」
「私は見ているだけでいいのです。もうずっと…。それだけで幸せなのです」
「見ているだけで幸せ…」
いろんな恋愛の形があるんだな。
でも私はその気持ちも分からない。
家族にでさえ愛されなかった私に分かるはずがない。