黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
「あれ? 昨日酔っぱらって何かにぶつけちゃったかな?」

しばらく眠った後にお風呂に入り、自分の胸の間に痣があることに気づいた。

「ん? 他にもある?……う、嘘でしょ!?」

身体を見て驚く。

「こ、これッ!」

胸元、お腹や太ももに赤紫色の痕が!

「これってキ、キスマーク?」

当然こんなことをされたのは初めてだ。

「昨日の…」

昨夜の記憶は断片的にだけど、なんとなくある。
私、自分から抱きついてなかった!?

「あー!なんてことを!」

恥ずかしいー!!
顔を両手で覆い身体を丸めるとお湯がバシャバシャッと揺れた。

「でも!何でこんなにいっぱい痕を残すの!?」

断片的にしか覚えていないけど、ウィル様の色気が凄かったわ!!
17歳なのに!!

『……実桜、好きだ!』

カァーッと顔が赤くなり、また両手で覆い隠した。

「あ、思い出すと余計にのぼせる…。あれ?手首が少し赤いのは何でだろ?」

久々に飲んだお酒が楽しくて飲み過ぎた。
ロッティや街の皆さんにも謝りに行こう。


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