黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
「あ、こ、来ないで……」
「俺達は依頼された仕事をするだけだ。あんたが外に出て来るのを待っていたぜ」
依頼されて待っていた?
「悪く思うなよ」
ドンッ!
私の身体を強く押し倒した。
これから何をされるのか聞かなくても分かる。
「嫌……ウィル様…」
重たい身体を私に押しつけて覆い被さり、私のドレスのスカートをナイフでザッと切り裂いていく。
私の襟元を無理矢理開くと、ある一点を見て下卑た笑いをした。
「あの綺麗な顔をした王子様も男なんだなぁ。首筋に噛みつくとは激しいな」
痛めた腕をガッ!と力強く握られてますます動けなくなる。
そして私の首元にナイフを突き付けた!
「ーーーッ!!」
恐ろしくて声にならない悲鳴を上げ、きつく目を閉じる!
ブツッ!と音がして男が私の首元にあったネックレスを取り上げて放り投げた。
「これは外しておかねぇとなぁ」
ウィル様がくれたお守りが!
「ハッ!泣き顔もこの白い肌もそそるな。情熱的な王子様は助けには来ないぜ。今頃偽の情報を掴まされて遠くまで行ってる筈だ」
偽の情報!?
ダンッ!!
「ミオ様から離れろッ!!」
「グアッ!」
シエナ様がその男の背中を剣で切りつけて、血飛沫が広がり、傷を負った大きな男を馬車の外に引き摺り出した!
初めて見るその光景に私が今いる世界の現実を知り、何も考えられなくなる。
ここは日本ではないと分かってはいたけれど、違う世界で今は生きているのだと思い知らされる。
「俺達は依頼された仕事をするだけだ。あんたが外に出て来るのを待っていたぜ」
依頼されて待っていた?
「悪く思うなよ」
ドンッ!
私の身体を強く押し倒した。
これから何をされるのか聞かなくても分かる。
「嫌……ウィル様…」
重たい身体を私に押しつけて覆い被さり、私のドレスのスカートをナイフでザッと切り裂いていく。
私の襟元を無理矢理開くと、ある一点を見て下卑た笑いをした。
「あの綺麗な顔をした王子様も男なんだなぁ。首筋に噛みつくとは激しいな」
痛めた腕をガッ!と力強く握られてますます動けなくなる。
そして私の首元にナイフを突き付けた!
「ーーーッ!!」
恐ろしくて声にならない悲鳴を上げ、きつく目を閉じる!
ブツッ!と音がして男が私の首元にあったネックレスを取り上げて放り投げた。
「これは外しておかねぇとなぁ」
ウィル様がくれたお守りが!
「ハッ!泣き顔もこの白い肌もそそるな。情熱的な王子様は助けには来ないぜ。今頃偽の情報を掴まされて遠くまで行ってる筈だ」
偽の情報!?
ダンッ!!
「ミオ様から離れろッ!!」
「グアッ!」
シエナ様がその男の背中を剣で切りつけて、血飛沫が広がり、傷を負った大きな男を馬車の外に引き摺り出した!
初めて見るその光景に私が今いる世界の現実を知り、何も考えられなくなる。
ここは日本ではないと分かってはいたけれど、違う世界で今は生きているのだと思い知らされる。