黒髪の眠りの聖女は永遠の愛を誓う
コンコン!
「失礼いたします」
「実桜様の様子はどうだ?」
「精神的に不安定な状態が続いていて悪化しています。打撲による身体の痛みは完治されました」
「…そうか。身体の痛みが治癒されていなかったのは、精神状態が影響しているのだろう」
「ミオ様が暮らしていた国では剣を所持している者などいなかったと聞きます。それと馬車に入ってきたあの男…。さぞ恐ろしい思いをしたことでしょう。あの日のことが夢にまで出てきて、毎夜うなされております」
「…ッ!!」
ウィリアムは拳を強く握りしめ、瞳を鋭くさせる。
「それにまだ頬の傷が治りません。ミオ様のお力を持ってしてもなぜあの傷だけ治らないのでしょうか?」
「黒い液体がかけられたナイフで切られた傷。一体何の薬品なのか…」
「まだ捕らえられないのですか?」
「あと少しだ。これには内部情報が漏れている。慎重に進めているんだ」
「聖女の間に閉じ込めておきたいってあなたの願望通りになっているわね。だから?」
「こんな状態を望んでいる訳がないだろう!!」
「ノロノロしていないで早くしてよね!このままではミオ様のお心が壊れてしまうわ!」
「ッ!!」
「この問題も解決出来ないような人では!愛する人を守れないような男では!私達の尊敬する国王様になれると思わないでよね!」
キッとウィリアムを睨みつけて容赦のない言葉を投げるシエナ。
「クッ!」
「失礼いたします」
「実桜様の様子はどうだ?」
「精神的に不安定な状態が続いていて悪化しています。打撲による身体の痛みは完治されました」
「…そうか。身体の痛みが治癒されていなかったのは、精神状態が影響しているのだろう」
「ミオ様が暮らしていた国では剣を所持している者などいなかったと聞きます。それと馬車に入ってきたあの男…。さぞ恐ろしい思いをしたことでしょう。あの日のことが夢にまで出てきて、毎夜うなされております」
「…ッ!!」
ウィリアムは拳を強く握りしめ、瞳を鋭くさせる。
「それにまだ頬の傷が治りません。ミオ様のお力を持ってしてもなぜあの傷だけ治らないのでしょうか?」
「黒い液体がかけられたナイフで切られた傷。一体何の薬品なのか…」
「まだ捕らえられないのですか?」
「あと少しだ。これには内部情報が漏れている。慎重に進めているんだ」
「聖女の間に閉じ込めておきたいってあなたの願望通りになっているわね。だから?」
「こんな状態を望んでいる訳がないだろう!!」
「ノロノロしていないで早くしてよね!このままではミオ様のお心が壊れてしまうわ!」
「ッ!!」
「この問題も解決出来ないような人では!愛する人を守れないような男では!私達の尊敬する国王様になれると思わないでよね!」
キッとウィリアムを睨みつけて容赦のない言葉を投げるシエナ。
「クッ!」